
| ストーリー: | ★★★★★ |
|---|---|
| ゲーム性: | ★★★★★ |
| 音楽: | ★★★★★ |
| 快適さ: | ★★★★★ |
★総評 B(70点)

・プレイ時間 120時間程度 4ルート(アマネルート以外)クリア
悪魔全書&スキル未コンプ ルシファー未撃破
★ストーリー
突如封鎖された東京で、高校生の主人公たちは「悪魔召喚COMP(DS風ゲーム機)」と「死の予言メール」を得て7日間の生存劇に挑むお話。
物語は6日目(6th DAY)の終わりにどのルートへ進むかを選択することで結末が変化する仕様。
エンディングは大きく分けて以下の4つある。
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人間ルート(アツロウ等):悪魔召喚システムを管理し、人間の力で世界を再建する道。
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魔王ルート(ナオヤ等)←オススメ : 主人公が魔王として覚醒し、神vs悪魔を行う覇道の道。
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神ルート(アマネ): 神に全て従い悪魔を撲滅・平和を取り戻す道。
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逃亡ルート(ユズ): 無責任に封鎖区域から脱出し、目の前の危機から逃れる道。
上記のルートは、それまでの6日間に主人公がどう行動したかによって選べる選択肢が増減する。
↓基本は選択肢によってストーリーが分岐。

↓中には特定のイベント・キャラの生存フラグ回収必須の条件もある

中盤まではパニックになって暴徒化する奴や、自分の身を守るために他人を蹴落とす奴等、極限状態に置かれた人間のエゴやドロドロした本音が描かれていて非常に面白かった。

ただし、終盤になるにつれてメガテンシリーズ恒例の「神の試練が〜」「悪魔の王たる資格が〜」等連発する為、スケールがでかくなりすぎてなんか堅苦しい。
話の整合性上仕方ないのだろうが、個人的には序~中盤のもっと泥臭いサバイバルが見たかったのが正直なところ。中盤までの勢いがあった分、後半はちょっと残念。
★ゲーム性
今回はシミュレーションRPGになったことでバトルの手触りがガラッと変わってるのが面白い。
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カジャ・ンダ系のバフデバフが廃止
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1回の戦闘が1〜2ターンでサクッと終了
何より特徴的なのが「エクストラターン」の存在。 敵の弱点を突いたり攻撃を防いだりすると2ターン目の行動権が得られる仕組みで、これをいかに狙って倒すかの戦略性が秀逸。
↓敵の攻撃を1回無効加する「護りの盾」

今作もスキルの継承自由度がかなり高く、悪魔やキャラのスキルセットを考えてる時間がとにかく楽しい。
「この悪魔にあのスキルをつけて……」 「このPT構成なら弱点を補えるな……」
とか考えてビルドを組んでるだけで、気づいたら数時間経ってるレベルで没頭してるなんてザラ。1周目のこの試行錯誤感は間違いなく最高。
↓種族特有スキル以外全て継承可能。

ただし…2周目以降は「全員同じ構成」になりがち
ここがちょっと残念ポイント。
2周目以降になると強力なスキルが解禁・引き継ぎされるので、どうしても強スキルつけとけば良いや感がある。
↓とりあえず「全門耐性+物理反射」が鉄壁すぎる・・・

特に「貫通 + 千烈突き」の組み合わせが強すぎて、バランスブレイカー。1周目の自由で悩ましかった楽しさが薄れるのは、少しもったいないと感じた。
後、慢性的な「マッカ(お金)不足」問題
仲魔集めは従来の会話交渉ではなく「オークション」で競り落とすシステム。
個人的には会話のランダム性に振り回されるより断然ラクで好きだが、システム上の気になる点もチラホラ。
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目当ての悪魔が競りに出てこない
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仕方なく割高な「悪魔全書」から呼び出すハメになる
そして何よりマッカ(お金)が常にカツカツ!!
何をするにもマッカがかかり、ゲームでも楽しい貧乏生活が味わえる!!
・・・もうちょっとマッカの獲得量増やしてくれませんか、アトラスさん・・・
★音楽
とにかく「エレキギター」がカッコいい!
雑魚戦からボス戦に至るまで、エッジの効いたギターサウンドでバトルのテンション↑↑。
ただ、個人的に最も心に刺さったのが「1日終了時に流れるヒグラシの鳴き声」。
「今日をなんとか生き延びた感」+ヒグラシの「カナカナカナ…」という鳴き声がベストマッチ、最高です。
★快適さ
唯一にして最大の不満点。
マルチエンディング仕様でありながら、2周目以降のテンポを削ぐ要素がいくつかある。
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テキスト早送りでも最低7時間かかる長さ:文章をどれだけ飛ばしても1周にこれだけの時間が拘束されるため、全ルート回収のハードルが高め。
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選択肢までの「イベントスキップ機能」が欲しかった:一度読んだイベントを丸ごと飛ばして選択肢まで直行できる機能があれば、周回が劇的に快適になったはず・・・。
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飛ばせないOP(4~5分)が地味にストレス:周回開始時に流れる長めのOPがスキップ不可なのは、何度も見る場面だからこそ地味にストレス。
メガテン等と比べると、戦闘面も若干ストレス(主に2週目以降)。
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高速オート戦闘&倍速機能なし:メガテン系でおなじみの超高速オートバトルがないため、周回時の作業戦闘がダレる。
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敵の移動範囲の確認が手間:バトル中、自キャラの移動範囲と敵の移動範囲を同時に重ねて確認できないため、間合いを図る際に画面を切り替える地味なストレスあり。
ただ、「戦闘中いつでもセーブ可能」という点は非常に助かる。
ボス戦は特に高難度の為、「一瞬のミスでやり直し」という絶望感を回避でき、これは本当にありがたいと感じた。
↓中断セーブは何回でも使用可能。

イベントスキップ・戦闘倍速・UI改善があれば、文句なしの神ゲーだったのに残念・・・
※補足
何度も周回して調子に乗っていた自分の自信を、これ以上ないほど叩き折って頂いた「ルシファー様、万歳!!」
怒りすら湧かず、ただただ心がポッキリ折れました・・・
これぞアトラスの誇る最高の絶望感!
全国のマゾヒスト達よ!是非購入して堪能して頂きたい!!
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